島の散歩


松前小島

北海道 松前町にある
松前小島
(まつまえこじま)。

面積1.54平方キロメートル、標高293メートル
無人島。
渡島半島南部、西南西約20キロメートル沖合に浮かぶ。
『小島』と呼び、他の小島と区別するために、
『松前大島』、『渡島大島』と呼んでいる。
松前方面から見える島として松前大島があり、大島に対して、小島となったもの。
小島は渡島半島に近いため、松前からは同じぐらいの大きさに見える。
周辺では漁をする船が多いため、非難港として漁港が設置されている。
管理委託された人員が50日ほど滞在するために、
管理小屋や発電機、倉庫なども設置されている。
小島には灯台がある。
1846年には船潤と番屋が1箇所あり、トド漁を行っていた記録がある。
昭和20年〜40年代には石川県輪島から海女が訪れて海藻、ナマコ、アワビを
とっていたという。
毎年7月に島祭りがあり、小島に神主と漁師がわたり祈願する。
2017年には事件がおきた。
北朝鮮漁船が侵入し、管理小屋にあったテレビ、冷蔵庫、バイクなどを窃取し、
発電施設などを破壊していったという。
その後、北朝鮮漁船は拿捕され、船長、乗組員たちは強制送還されたという。




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