北海道 えりも町にある
沖岩
(おきいわ)。
面積0.001平方キロメートル
(面積は面積計算ソフトで算出したおおよそ)
無人島。
北海道中央部の最南端、襟裳岬。
襟裳岬の沖合に、いくつもの岩の島や岩礁が連なっており、
その長さは約2キロメートル続くという。
その中で、国土地理院の地図では、
沖岩、カマ岩だけ、日本語名がつけられている。 沖岩は、『沖の岩』、『沖ノ島』とも呼ばれている。
襟裳岬は古くはアイヌ人の聖地であった。
そのため、沖岩は別名『モノク子(ものくね)』というアイヌの名前があり、
襟裳岬でも先端に位置する島となっている。
『戌午東西蝦夷山川地理取調日誌』(松浦武四郎1858年)によれば
モノク子にはコンブが多く生えているが、
アイヌは、エリモさまのおひげだといい、
聖域であるモノク子の昆布はとらなかったという。
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