島の散歩


エサンベ鼻北島

北海道 猿払村にある
エサンベ鼻北小島
(えさんべはなきたこじま)。

面積、標高など不明。
無人島。
猿払村の道の駅沖合に浮かぶ島。
島といっても、岩礁の島であった。
もともと『エサンベ鼻』という名前であったが、
もともと平成21年12月に島としての名前がついた。
ちなみにエサンベとは、『恵山辺』という地名から。
しかし、エサンベ鼻北小島は、
2019年9月24日、海上保安庁は消失したと発表した。
浅瀬があるのみで島は存在しなかったことを確認した。
地震などにより、沈下していったものとされる。

エサンベ鼻北小島の周辺は、悲しい事故があった。
1939年、ソ連の船舶、インディギルカ号がエサンベ鼻北小島沖合で座礁した。
インディギルカ号は暴風雨に巻き込まれ、
宗谷岬を誤り、エサンベ鼻北小島沖合に座礁した。
429人は救出されたが、700名以上の人がなくなったという。
インディギルカ号に乗っていた人々は、旧ソ連のいわくつきの人ばかりで、
猿払村の人々が、変わって厚く葬ったのだという。
現在、エサンベ鼻北小島の対岸には、
インディギルカ号の事故の慰霊碑がが建てられ弔われている。


※海面下に見える岩礁が
エサンベ鼻北小島。

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